口内炎治療に歯科用レーザーが注目

できると痛い潰瘍性の炎症

ひがしさわ歯科医院:できると痛い潰瘍性の炎症口内炎は一度できるとしばらく痛みが続き、食事の際や熱い飲み物を飲んだりしてもズキンズキンとして憂鬱になるものです。
口内炎は唇や頬の内側、歯肉、舌や口蓋など口腔内の粘膜にできる炎症です。大きさは2~10mm程度で中心部分が白く浅い潰瘍になっていて、周囲が赤く縁取られて腫れたようになることもあります。舌がちょっと触れても飛び上がるほど痛いのが特徴です。
原因には粘膜を守る働きのあるビタミンB2不足やストレスや睡眠不足、過労などによって免疫力が低下していることなどがあげられます。
そのほか物理的に口の中の粘膜を傷つけた場合などもあります。噛み合わせが悪いために頬の内側の粘膜等を間違って噛んでしまったり、矯正装置や義歯の金属の留め具が当たったり、歯ブラシの先で粘膜を傷つけてしまい、そこから感染を起こして口内炎になる場合もあります。
ヘルペスやはしか、風疹などのウィルス感染による口内炎もあり、感染すると強い痛みや高熱が出る場合もあるので要注意です。

歯科用レーザーを用いた治療

ひがしさわ歯科医院:歯科用レーザーを用いた治療口内炎の大きさにもよりますが、通常は7〜14日程度で治癒することが多く、あとが残らずきれいに治るのが特徴です。
治療は副腎皮質ステロイド薬含有の軟こうの塗布や噴霧薬を用いるほか、潰瘍が複数個できている場合はうがい薬などを用いて口腔内の細菌を減らす方法が採られます。
内服薬では非ステロイド性抗炎症薬、抗アレルギー薬などが用いられ、ビタミン剤によって栄養バランスを整える場合もあります。
最近は薬効成分を含んだシールを直接、潰瘍の部分に貼る画期的な薬も市販されています。患部を刺激から守りながら抗炎症効果が得られ、シールそのものは時間経過とともにゼリー状に溶けてなくなります。
口腔内の疾患ということでは歯科の専門分野なので、口内炎の際にも遠慮せず歯科医院を受診されることをお薦めします。歯科医院ではかぶせ物や義歯が粘膜を傷つけないように調整するほか、最近では歯科用レーザーを用いた治療も行っています。潰瘍部分にレーザーを照射し、痛みを緩和するほか殺菌作用もあり、かさぶたもできるので治癒も早くなるというメリットがあります。
歯科医院では他科との連携により、必要なときには紹介することもできます。とくに長引く口内炎や舌にしこりができているような場合など口の中に変化がある場合ははご相談ください。べーチェット病など潰瘍性の口内炎を合併する疾患もあるので検査が必要な場合もあります。
口内炎にならないよう普段から栄養バランスに気を配り、ビタミン類なども積極的に摂るにようにし、睡眠を十分に取るようにしたいものです。口腔内の環境を清潔に保つことを忘れずに、歯肉を傷つけないよう注意して歯ブラシをするよう心がけてください。

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