歯のＱ&Ａ　(2)

Q. 1日3回、ちゃんと磨いています。ですが、新しい虫歯、磨きすぎで歯がすり減っていると言われました。なぜでしょうか？？

A. 1日3回しっかり磨くのはとても大切なことです。ですが、歯ブラシが強く当たりすぎ（ブラッシング圧が強すぎ）、歯ブラシが硬すぎと歯医者さんで注意されたことはありませんか？几帳面な方によく見受けられるのですが、硬い目の歯ブラシで、歯磨き粉もしっかりつけて、バリバリ磨かなければ磨いた気がしないと言われます。確かに朝起き抜けに磨いた後のそう快感は捨てがたいものがありますね。ここでお掃除するときの事を想像してみてください。最近はほうきで掃くことは少なくなりましたが、力任せにほうきを使うとほうきの毛先は力でねてしまい、うまくゴミやチリが集められません。歯ブラシもそれと同じで強い力で歯に押し当てられると毛先がねてしまい、うまく歯石を取り除くことが出来ません。歯と歯の間には毛先が入っていきません。一方、歯並びの曲がり角（犬歯～小臼歯）では同じところばかりに力がかかり、歯のくびの部分がすり減ってしまいがちになります。これはくさび状欠損と呼ばれ知覚過敏をひきおこしたり、最悪の場合歯が折れてしまったりします。どうしてもバリバリやらなければ満足できない方は、まず歯磨き粉をつけずにか、少しだけつけて磨いてはいかがでしょうか？

ひがしさわ歯科では患者さまに適した歯ブラシ、ブラッシング方法をお伝えしています。記録もとり、お渡しさせていただいています。