お口の成長を見てみよう~幼児食前期(奥歯噛み学習期)~


奥歯で噛み砕いて食べることを学ぶ時期

1歳~2歳ごろ

しっかりとあるけるようになり 行動も活発になります。

※舌は左右にも上手に動くようになります。
※食べ物を舌や頬で奥歯の上にのせて上手に食べられるようになります。

・繊維性の弱い野菜 (ゆでたホウレンソウの葉の部分など)
・肉類はひき肉が基本(ハンバーグなど)
・2歳ごろになれば、繊維を切つた薄切り肉も食べられるようになります
・魚は煮魚が中心。焼き魚は硬くないものなら食べられます
※自我が出て「むらい食い」「ばっかり食べ」 や好き嫌いなどが出てきます。

※第一乳臼歯、乳犬歯は生えます。

★この時期は、第二乳臼歯はまだ生えていません。そのため、噛む力は大人の 1/10ぐらいなので、たくさんあります。それを知らずに大人と同じ食材を与えてしますと、吐き出したり 「いつまでも飲み込まない」などの行動につながります。
★細かく切つたり、柔らかく煮たり、他の食材に混ぜるなど工夫しましょう。 ただし軟かずぎたり、小さく切りすぎると「まる飲み食べ」につながります。 大人の食事よりも少し柔らかめに調理し、大きめに切つて奥歯で噛ませるような工夫も必要です。

★幼児食前期の頃になると、手指。腕。国が協調できるようになり、食具を用いて食べられるようになります。手づかみで食べるようになったらスプーンを練習し始めましょう。スプーンが上手に使えるようになったら フォークも練習しましよう。
★この時期まで授乳を続けていると、満腹感で食事の量が少なくなり必要な栄養を摂れなくなりがちです。

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