歯の色の違いについて

歯の色見本

ひがしさわ歯科医院:色素の多くはポリフェノールホワイトニングされる方も増えて歯の色を気にされる方も多くなってきているようです。ある調査で「歯の色は人の印象を左右すると思いますか」という質問に対して、「すごくそう思う」「そう思う」と回答した人は全体の85.8%にものぼり、歯並びとともに歯の色についても関心が高まっているようです。
そもそも歯の色ってそんなに違うの?と思うかもしれませんが、人によってそれぞれ異なり、加齢によっても黄褐色へと変色します。これは加齢に従い、歯の内部の象牙質が褐色に変化するとともに歯の表面を覆うエナメル質が薄くなっていくからです。
人それぞれ異なった歯の色をお持ちなので、人工歯を入れる際には「シェードガイド」という色見本を使いながら歯の色味を選びます。

自然な色味を選択

ひがしさわ歯科医院:普段からこまめに歯ブラシを「シェードガイド」でよく使われているのがVITAシェードガイドで、同じ白でもA(赤茶系)、B(赤黄系)、C(灰色系)、D(赤灰色系)をDと4系統に分類し、その中で明るさ順にA1、A2、A3、A3.5、A4・B1、B2、B3、B4・C1、C2、C3、C4・D2、D3、D4と16段階に分かれています。
日本人の歯はエナメル質が薄く、その下の象牙質が透けて見えやすいため欧米人に比べて黄色みがかっていて、シェードガイドではA3からA3.5にあてはまる人が多くなります。
色味を選ぶときにはその人に合った自然な印象であることが大切です。真っ白い歯を希望されても、その1本だけが白く浮き上がってしまいますし、逆に隣の歯より暗い色味を選ぶと奥に引っ込んでいるように見えて歯並びもきれいに映えません。ですから、必ず全体のバランスを見て決めることが大切です。仮歯をつけた時に鏡を離してお口全体の印象を確認するとよいでしょう。
ホワイトニングをされる方で人工歯を作る予定のある方は先にホワイトニングを完了させて、その色が落ち着いてきたら人工歯の色を合わせるようにします。ホワイトニングの液剤は人工歯には作用しないため、順番が逆になると天然の歯と人工歯に色の差が出てしまうからです。
色味の選択はとても難しく、特に前歯の人工歯は人目につくので色が不自然だと気になってしまいます。人によってよいと思う感覚も違うので歯科医とよく話し合って決めることをおすすめします。

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